週刊ベースボールの特集が「球場物語」
野球場の物語が好きなので購入する。
野球場というかボールパーク。この祝祭の空間が
何とも言えず魅力的。そしてノスタルジックである。
私が幼少の頃にプロ野球の球場は、猥雑で汚いという
ギャンブル場的な先入観があった。
当時の川崎球場など当たらずも遠からずかもしれない。
そんな野球場の概念を吹き飛ばす出来事があった。
NHKがゴールデンタイムに中継したのだ。
この時、レジ―・ジャクソン(ヤンキース)が大活躍し
「ミスター・オクトーバー」と呼ばれヤンキースが連覇した。
美しさにため息が漏れた。
ニューヨーク「ヤンキースタジアム」
三階建てスタンドの美しい傾斜。走塁ゾーンを除き内野まで天然芝で
覆われたダイヤモンド。スタンドがなく視界の開けた外野ゾーン。
すべてが美しかった。
暫くは、ノートにスタジアムの絵ばかり描いていた時期があった。
メジャーの球場を見ると、日本の球場が全く持って貧相に見えた。
ドーム球場になっていった。
その頃、アメリカでは「野球は空の下でやるもの」と原点回帰し
そしてようやく日本でも、マツダスタジアム。2023年完成の
「エスコンフィールド HOKKAIDO」(日本ハム)でボールパーク時代
がやってくる。楽しみだ。