仕事の峠もようやく超えたようなので、前々から観ようと
思っていた映画に行く。まずは「トップガン マーヴェリック」
この類の作品はストーリーよりも、とにかく画面の迫力。
その点で期待は裏切らなかった。
冒頭から迫力満点。見ごたえ充分。
前作は若さでイケイケドンとラブストーリーで
常にテーマソング「デンジャーゾーン」が流れている
イメージだったが、今作は30年後のマーヴェリック(トム・クルーズ)。
それなりの落ち着きとこの間のしがらみを背負って
苦悩するマーヴェリックが描かれる。
観るから疑問だったのは、
マーヴェリックの搭乗機がなぜ最新のF35C(艦載機)ではなく
一世代前のFA-18なのかということ。
その理由は観てわかった。
無人機配備を志向するアメリカ海軍首脳部と、トップガンのエリート
パイロット達の対立図式が、この作品の根底にある。
ハイテク・ステルス技術満載のF35Cでは、その対立構造が成り立たない。
なので一昔前のFA-18にしたのだろうと推測する。
米軍が第四世代のFA-18で、敵国は第五世代のステルス戦闘機。
あげくは敵のF-14まで登場させた。こうなるともうクラシックカー。
(F-14を持っていて、核開発している敵国ってイランしかないじゃん)
後半になって登場する空母のシーン、実践シーンは迫力満点で
やはりカッコいい。
前作はこの曲がひたすら流れていたイメージがあるが。