仕事で本の取り置きシステムを開発している。
ネット上にお店の在庫を開示して、そこから欲しい本を
お店に取り置きし買いに来てもらう・・というシステム。
IT用語的に言えば、「オムニチャネル」「クリック&モルタル」
もっと言えば「DX(デジタルトランスフォーメーション)」か?
既に大部分の主要書店ではサービスを行っており、わが社は最後発となる。
それだけに後発のメリットを生かして、素晴らしいシステムを・・・
と言いたいがなかなか難し~。
実際に「ネット取り置きサービス」は、どんなものなのか
K書店のサービスを体験してみる。
さて何の本を取り置きするか・・・?
ここで困った。欲しい本がない。
欲しい本は間髪おかずに書店やネットで買っているし、
衝動買いは、書店店頭で実物を見ないとできない。
悩んだ挙句、こんな本「大河への道 コミック」を見つけたので
取り置き依頼をポチった。
しばらくするとすぐに返信メールが着た。
「お取り置きできましたので、ご来店をお待ちしております。
取り置き期限は〇日までです」
ほほ~ なかなかレスポンスも良く。便利なシステムではないか。
次の週末、車で40分の店に商品を取りに行く。
レジの人に「取り置きの件」と「自分の名前」を言う。
すると店員さんはバックヤードから商品を取ってきてくれた。
あんまり愛想がなかった。
取り置き商品に出会った感激も、半減してしまった。
「オムニチャネルにおけるラストワンマイルはスマイル(笑顔)だな。」
と感じた。いい勉強になった。