毎月1日は、出版状況クロニクルの更新日。
夜の12時ピッタリにアップされる正確さ。だいたい読んでから
寝るようにしている。さてさて7月期の状況は?
2022年6月の書籍雑誌推定販売金額 861億円(前年比89.2%)
・書籍 440億円(89.8%)
・雑誌 421億円(88.6%)
すべて二桁マイナス・・・
コロナ禍により在宅特需、「鬼滅の刃」特需を除けば、
ここ20年ずっとこんなトレンドである。
今から10年ぐらい前に、ある書店の社長が
「売上の下げ止まりがなく、底が抜けたようだ」と発言した。
それから10年・・・一時期を除き、ずっと底が抜け続けている。
今月の記事に取次系書店の決算数値が載っている。
・リブロプラス 1億3000万円の赤字
・プラス 1億9800万円の赤字
・Y・Space 純利益2000万円
・日販GHD小売り事業 営業損失 2億4600万円
・八重洲BC 1億円の赤字
・フタバ図書 3億5600万円の赤字
これでは書店業自体が絶滅する・・・
メディアシフト・・・などと面白おかしく書き立てる
記事は多いが、本当に無くなっちゃうよ「本屋さん」。
かくいう私の今の勤め先も本屋さんです。
どうすりゃいいんだ・・・? ウルトラCが無いことは分かっているのだが。