Makotsu Garage

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能町みね子の「言い訳大賞」

「謝罪文&結婚報告文評論家」であり言い訳評論家」の

能町みね子さんが、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」の中で

今週の言い訳大賞」を発表した。

これが最高に面白かった。

 

 

第三位:生稲晃子自民党 参議院議員

 ・萩生田政調会長と旧統一教会施設を訪れたことについての言い訳

 

顔を直すこととか、自分が何をしゃべるかに必死で、

全く見えていなかったんですね。だから知りませんでした。 

(総評)

・この言い訳は、もしかしたらホントのことかもしれない。

・(自民党の)おじさんたちに許してもらえる言い訳を、アイドル的な

  言い訳でまとめている。政治家としては0点。

 

 

準優勝:山本朋広自民党 衆議院議員

 ・旧統一教会のイベントでマザー・ムーンと呼んだことについての言い訳

 

名前を言い間違えるのは大変失礼になるので、悩んでいたところ

係者が教えてくれたのが「マザー・ムーン」でした。

(総評)

・山本議員は7/29~8/19まで、記者に質問されると電話がかかってきた(ふり?)

 をして逃げ回っていた。その後に出た言い訳がこれ。

・3週間逃げ回って考えた挙句に、このレベルの言い訳・・・これだけ?

 

 

 

優勝:森昌文 (首相補佐官国葬の責任者)

・2007年に大仁田厚主催の乱倫パーティーに参加していたことについての言い訳

 

記者:参加女性が全裸になっていますか?

森 :例えばですよ、暑いときにカーディガンを脱ぐじゃないですか。

   なぜ女性が脱いだのか、私が解釈することじゃない。

(総評)

・こんな苦し紛れの言い訳はない。

・言い訳しようと思って、これだけ?

・歴史上に残したい言い訳だ。

 

 

失格:高橋治之(容疑者 元五輪組織委員会理事)

東京地検特捜部に逮捕された時の言い訳(啖呵)

 

オリンピックの中止を回避させたのは私だ。

これだけ功績のある私を逮捕するのか!

(総評)

・これは言い訳ではなく開き直って啖呵を切っているだけ。

・その啖呵は、まるで悪の大ボスのよう。

・この場は、いろんな言い訳を言えるのに、言い訳を言うことを

 せずに開き直っただけだった。なので失格。