Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

福島中央テレビ「夏のふうしまキセキの渓流」

檜枝岐村で見た福島中央テレビの番組が、BS日テレでも放送された。

もちろん録画。永久保存版・・でもないが。

我々が見てきた渓流、自然、イワナ、釣り、山人料理・・・

あ~また檜枝岐村に行きたくなった

 

 

まずは我々も行った土産物店で、檜枝岐村の名物を聞くつるのと照英

檜枝岐はイワナの里と聞いて養魚場へ(ここは行かなかった)。

イワナの生態を学んだ後は、イワナの塩焼きも含めた

山人料理(やもーどりょうり)を味会う。

山人料理とは、米の収穫できない檜枝岐に伝わる、蕎麦、山菜、川魚を

中心とした料理。山に入る猟師が持参していったそうだ。

 

 

 


我々が泊まった「民宿 松源」の向かいにある
民宿 檜扇」で、つるのと照英が山人料理を堪能する。
ほぼ我々が食べた種類と同じ、お馴染みの「はっとう」もある。

山人料理は見た目は地味だが、メチャメチャ美味しかった。

また、食べたいな~。

 

 

番組のメインテーマ「イワナ釣り」の舞台は、

檜枝岐川の支流「舟股川(ふなまたがわ)」。

ここも行った時に偵察に行った沢。地元の方曰く

「舟股川は入渓しやすく人も多いから、魚がスレているよ。

 大物を狙う人は、別の場所に行くよ」だそうです。

 

この橋も偵察してきた。

 

つるの、照英には地元のフィッシングクラブの面々が

ポイント、キャスティングのコツをレクチャー。

足場も良く、木の枝も邪魔しない、初心者向けの

非常に釣りやすい場所で竿を出す。

さすが地元民の指導!渓相、ポイントの選定は申し分ない。

 


そして、つるのがイワナ(天然)を二匹釣り上げた。


出遅れた照英はポイントを移し

最後に「(天然の)尺イワナ」を釣りあげた!

という大団円で番組が幕を閉じる。

 

いや~懐かしい風景だ(一回:それもつい最近行っただけだけど)

すぐにでも檜枝岐村に行きたいな~!

十分に楽しめた番組でした。

 

 

しかし気になったことも・・・
渓流釣り歴25年の経験値から言わせてもらうと

・尺イワナはあんなに簡単には釣れない。

 (簡単に釣ってもらっては私の立つ瀬がない)

・テレビのポイントはいい狙いだとは思うが、あんなに開けた場所に

  警戒心の人一倍強い天然の尺イワナがいるはずがない。

・弱肉強食の中を生きる天然の尺イワナにしては、全部キレイすぎる。

・番組のテロップが「天然」を妙に強調している。

と疑惑の目を向けてしまう。

 

 

私の想像としては、

「野生型のイワナヒレのピシッとした)」を養魚場から持ってきて、

収録の数日前に撮影場所に放流したのではないか。

でないと番組が成つような尺(こちらは撮影の撮れ高)が稼げない。

魚の放流も地元漁協の通常業務なので、「たまたま」放流時期が

重なったとすればヤラセではない・・・ こんな感じだろうか。

 

十分に楽しめた番組だから、目くじらは立てないが・・

(十分立てているではないか)

 

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