Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

大ピンチずかん

「鈴木のりたけ」さんの絵本「大ピンチずかん」が

 売れているらしい。この本がなかなか面白い。

 

大ピンチを知れば、いつピンチになってもこわくない

本のコンセプトはビジネス書にもよくある不変のテーマ。

それを子ども版にして、一つ一つのピンチに

・「大ピンチレベル」の大きさ

・星5段階の「なりやすさ」(発生しやすさ)

付けて解説する。

 

私の幼少の頃にもこの本があれば・・・

いや思春期、青春期にこの本があれば・・・

 

 

(掲載例)

・ストローがとれない(紙パック飲料の)

   大ピンチレベル 5、なりやすさ ★★★

・テープのはしがみつからない

   大ピンチレベル 6、なりやすさ ★★★★★

・自転車がドミノだおし

   大ピンチレベル 97、なりやすさ ★★★

・おもったよりみじかくなった(床屋さんで)

   大ピンチレベル 98、なりやすさ ★★★

 

こうゆうピンチは微笑ましくも、実際になるとなかなかツライ。

ほとんどの人は多かれ少なかれ人生のピンチを経験してきてる。

ほんとうの大ピンチは、とても言葉にできない・・・と思う。

 

このレベルでいうと、私が出すとしたら

カップ焼きそばの湯切りに失敗する

 大ピンチレベル 90、なりやすさ ★★  あたりだろうか?

 

 

当たり障りがない大ピンチの例としては、

イワナ釣りに行った山奥で車にインキ―。

 ※インキ―:車の中にカギを置いたままロックしてしまう。

  大ピンチレベル 150、なりやすさ★

 

人跡未踏の山の中で車にインキ―。車に入れず動かせず。

もちろん携帯は圏外でJAFを呼ぶこともできず、呼んでも来てくれるのか・・

正直、かなりの大ピンチでした。

が、なんとか無事に(?)帰ってこれました。

なかなか笑えない大ピンチでした。