日本シリーズ第五戦。
9回裏 吉田正尚のサヨナラ2ラン・・・鳥肌が立った。
大舞台で千両役者が見事に派手な立ち回りを演じた。
これ以上ない晴れ舞台だった。
「吉田正尚 男だ!」「カッコいい」「凄すぎる」
「背筋が震えた」「鳥肌が立った」
試合終了直後・・Yahooのトレンドワードのコメントが
もの凄い勢いで書き込まれている。すげーな~。
山本由伸の不在など、全く気にならないような
オリックスの勢いだ。このまま突っ走るか?
ヤクルトが粘るか・・・・
この時期に仕事から帰ってきて、プロ野球の真剣勝負を
楽しめるのは至福の時だ。
山本、宮城・・若手にいい投手が揃っている。
吉田正尚は日本の4番・・・だけどペナントレースはBクラスが定位置。
これが数年前までのオリックスだった。
2年前、オリックス黄金時代のキャッチャーだった中島監督が就任した。
そのシーズンの開幕前、NHKのスポーツ特番でパリーグ監督の座談会が
あった。井口、石井、藤本、新庄、辻・・・の中に中島監督が
「俺がこんなとこ入っていいかな、お手柔らかに頼んます」
などと遠慮がちに言っていた中島監督だが、この二年で黄金時代の
土台を築きつつある。既に名伯楽の片鱗をのぞかせている。
自虐的な「オリックス・バファローズあるある」が
過去のものになる日の近いかもしれない。