Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

我こそは忠臣 和田義盛の妻 巴なるぞ!

「鎌倉殿の13人」面白いな・・・

最近は毎回、登場人物が退場(粛清、追放、引退)させられてゆく。

退場には一つ一つの物語が凝縮されており、見応えがありすぎる。

 

諜報人の北条義時小栗旬)は、どんどんダークになっていく。

一体最後はどうなってしまうのか・・・

きっと義時の退場(病死)が最終回。三谷幸喜がどんな大団円を

用意するのだろうか?今からワクワクする。

私の予想では、泰時(義時の息子、後の執権:坂口健太郎)と 

のえ(義時の妻:菊池凛子)が共謀して、義時を毒殺するのでは

ないか・・・(ネット上にも、この予想がある)

 

その理由は、のえの存在が怪しすぎる。ということと

藤原定家の日記にそれらしき表記があること。

さてさて三谷幸喜の筆はどう走るのか? 12月が楽しみだ。

 

 

今回は、幕府開設当初から支えてきた和田義盛が退場した。

「和田の乱」・・鎌倉でこれほど本格的な市街戦が行われていたとは

全く知らなかった。

 

義盛の壮絶な最後とともに、

巴御前の凛とした姿がカッコよかった。

亡き義盛の鎧をまとい、馬上で薙刀を振るう。

我こそは忠臣、和田義盛の妻、巴なるぞ

 

巴は、敵を蹴散らし、彼方へと馬上で走り去った。

ここで放送は終わった。

巴はその後どうなった? 生きているのか、殺されたのか?

多くの人が気になったはずだ。

その答えに対し、NHKは心憎い演出をしていた。

 

番組直後の「鎌倉殿の13人 紀行」で、巴御前のその後を語った。

「和田の乱の後出家し、二人の夫の菩提を弔い、 91歳で生涯を終えた」

・・・生き延びたんだ。

多くの人が安心して胸をなでおろした。

とネットニュースにもなっていた。