久々に新聞の書評欄でビビビとくる本が載った。
「日本新劇全史 第三巻 昭和四十一年~昭和六十四年」
白水社 41,800円
これは高いけどメチャメチャ欲しい本。
どこかの図書館で現物を見て最終的に買うか決めたい。
やはり中身は見ないと。
ここでいう「新劇」とは、
従来の歌舞伎などの「旧劇」に対する欧米流の現代劇(赤毛芝居?)を
中心とした一般的な「新劇」(文学座、俳優座、民芸が新劇御三家)
だけではなく、唐十郎、鈴木忠志や小劇場、つかこうへい、野田秀樹
まで含め「新劇」としている。
発行元の白水社が発行してる、雑誌「新劇」も同じく小劇場、アングラ系も
掲載しているのだから、当たり前と言えば当たり前。
※学生時代、雑誌「新劇」を売っている書店が少なくて入手に苦労した。
こうした意味での「新劇全史」それも私が一番芝居に
のめり込み、一年間に50本ぐらい見ていた時期の全史なので
私の個人史の一部としても是非、蔵書したい。
まずは実物が見たい。
普通の本屋さんにはないだろうな・・・
新宿紀伊國屋かな・・・