立川の百貨店「高島屋」が1月31日で閉店する。
厳密に言うと今の立川高島屋のビルは、ニトリ、ジュンク堂書店、
ユザワヤ、レストラン、映画館がテナントとして入居しており、
B1から9Fのうち高島屋が入っているのは3フロアのみだ。
同じ日に閉店する東急百貨店渋谷本店と合わせて
大々的にニュースに取り上げられている。そこには時代にマッチしない
百貨店という業態。その凋落の歴史・・というネガティブな切り口が
見られる。まあ確かに私もほとんど百貨店には用事が無い。
立川には親戚の家(母親の実家)があり、幼少の頃からよく行った場所。
当時駅前広場に面して鎮座していた立川高島屋の大きさには圧倒された。
こんなに大きな百貨店は八王子に無かった。
映画館も数多かった、そして駅前にゲートがあった米軍基地の関係で
ユーミンに代表されるカルチャーも最先端を行っていた。
多摩地区1号店に連れてってもらうのが、何よりの喜びだった。
今まで経験したことのない食感でたちまち虜になった。
マックのお陰で、立川の親戚に行くのが何よりの楽しみになった。
小さい頃、鉄道が好きだった私はある晩夢を見た。
「立川高島屋の屋上に鉄道の駅があり、そこから高架を通って鉄道が
南北に走っている。」カッコいい夢だった。
それから30年後。旧高島屋の跡地は多摩都市モノレールの駅となり
高架の上をモノレールが南北に走っている。
これって予言? 正夢? 夢が現実になっているっぽい。