渓流釣りで朝の4時から活動していてヘトヘトなのに
パリオリンピックから目が離せない一日となった。
正直、力の差が否めない中、よく守り延長戦まで持ち込んだ。
ここまでよく頑張った! 天晴!
卓球女子シングル 3位決定戦
早田ひな が左手の負傷にも負けず銅メダルを獲得し泣き崩れた。
急な左手の負傷に「こんなタイミングで神様にいじわるされるなんて」
という試合終了後のインタビューが涙を誘った。
負傷に耐えてよく頑張った!感動した!
まさに両国の意地のぶつかり合いだった。
メチャメチャ興奮して結局最後まで見届けた。就寝は午前3時になった。
しかし、あのルーレットは・・・
そう、3勝3敗となり代表戦階級がデジタル・ルーレットで選ばれた場面。
何だかチープな画面が周り、まさかの90キロ超級。フランスの絶対王者
リネールの階級になるとは・・・
放送作家が地元フランスの劇的逆転優勝のシナリオを書いたのでは?
と勘ぐってしまう。
このような声に対して、東京五輪金メダリストの高藤直寿さんは
「オリンピックの舞台では不正はない、絶対にない」と発言している。
そりゃそうだろう。テレビのバラエティ番組ではないからな。
とは言え日本の選手があれだけ頑張っている姿を見ていながら
開催国にああゆう形で負けてしまうと、いろいろ言いたくなるよ。
そんな中、NHKの中継ゲストだった体操のメダリスト内村航平の
コメントが素晴らしかった。いや素晴らしすぎる。
「日本発祥の武道と、フランスで1番人気なスポーツ・柔道の国と国の意地の
ぶつかり合いは、見ていてすごく面白かったですし、結果としては日本が
銀メダルという悔しさはありますけど、でも本当によく頑張ったと思います」
「僕も同じお家芸として、多分団体で銀メダルだったら『すみませんでした』
って言ってきたと思います。でも選手たちにはそういう思いをしてほしくないので、
見ている日本の皆さんが銀メダルでもいいんだよ、よく頑張ったよって言って
ほしいなって。それだけでたぶん選手は心が救われると思うので。
ぜひそういう言葉をかけてほしいなって思いました」
ルーレットで思い出したのが
「スーパージョッキー」(日本テレビ)で熱湯コマーシャルに入る
人間を決めるルーレット。ストップボタンを押してもそれとは無関係に
ルーレットは動き、番組のシナリオ通り(?)の位置で止まる。
それで番組は大盛り上がり。だれもヤラセとは咎めたてない。
バラエティ番組とオリンピックと比べるのは甚だ失礼だが、
今回の結末はそんなことも感じてしまった。