初めて後藤組の名前を聞いたのは、
”八王子事件”の時だったと思う。
(1990年八王子で起こった五代目山口組と二率会の暴力団抗争事件)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%8E%8B%E5%AD%90%E4%BA%8B%E4%BB%B6
当時私は荻窪に住んでいて、実家のことを心配をしていた記憶がある。
一和会との抗争で一和会長宅にダイナマイトを持参しダンプで突入したり、
山口組を除籍処分、組長が引退後に出家するなど、後藤組の名は有名だ。
その後藤組長(得度名:忠叡)が宝島社から本を出し売れている。
- 作者: 後藤忠政
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2010/05/15
- メディア: 単行本
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一気に読了した。
内容の客観的な評価は分かれるだろうけれど、
”筋を通して生きる”という点が、単純だが気持ちよかった。
男ってのは、任侠に一種の憧れがあるのだろうか?
今の世の中いかに”筋を通す”ということが
難しいかの裏返しだろうか?。
先日友人と政治家、企業経営者のリーダーシップという話をしていた。
そのヒントが少し垣間見えた本であった。