篠山紀信 「写真力」ってなんだ？

芸術新潮の表紙がセクシーな山口百恵の水着姿だ。

その横でテレビショッピングの販売員みたいな方が、巨匠篠山紀信。

特集　篠山紀信「写真力ってなんだ？」

（10月3日から東京オペラシティで同名の展覧会が開催される）

芸術新潮 2012年 10月号 [雑誌]

写真の力が漲った写真ね。写された方も、撮った者も、それを見る人々も、唖然とするような
スゲェー写真。特に人の顔の写真ってすごいよね。いろいろなことを思い起こすし、あの
頃、あの娘と付き合ってたとか、でもグラビアの娘に随分お世話になったとか（笑）、あの時
代貧乏だったけど今より幸せだったかも……とか。
時空や虚実を超えて、脳裏に強くインプットするイメージの力が写真力ってわけだ

役者・俳優に目力（メジカラ）があるように、写真にも「写真力」があるようだ。

あらためて篠山紀信の写真を見ると、写真力という言葉の存在を感じることができる・・・。

しかし、こうして見ると「Santa Fe（宮沢りえ）」をはじめ、時代を彩った作品の多いこと多いこと。

　
　・「週刊朝日」の表紙写真女子大生シリーズ

　・雑誌「GORO」激写シリーズ

　・Water Fruit（樋口可南子）

　・white room（本木雅弘）

　・ジョン・レノン「 ダブル・ファンタジー」ジャケット、　

他にも勝新太郎、日本相撲協会、坂東玉三郎、三島由紀夫・・・等々、写真力のある作品が並ぶが、

やはり篠山紀信といえば山口百恵だろう。　今見てもいい写真だ！　

これは東京オペラシティに見に行かんとならんな・・・

元気な時代、それは山口百恵です 31日間の現在写真論

ちなみに山口百恵では「乙女座宮」が名曲だと思う。

これはバンドでやりたかった！