名優”三國連太郎”が亡くなった。享年90歳。
我々の世代では「犬神家の一族」「マルサの女2」「野性の証明」「セーラー服と機関銃」。
”怪優”というイメージが強かったが。
逝去報道での代表作は、やはり「釣りバカ日誌」のスーさんだった。
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私が一番印象に残っているは、2009年8月から9月に神保町シアターで
昭和27年、松竹大船。脚本:斎藤良輔
出演:柳永二郎、角梨枝子、鶴田浩二、淡島千景、田村秋子、佐田啓二、三国連太郎
壇上が三國連太郎
終戦直後の町医者を舞台にしたヒューマン喜劇。
三國連太郎は、永い軍隊生活の悪夢にまだ折々なやまされ続け、発作を起こす
婆やの息子と言う役。決してストーリーの中心となる役ではない。
しかし、なぜか非常に印象に残った。
なので私の中での三國連太郎の代表作は、現時点で「本日休診」
(よく見ると背景の書き割りが演劇チックな作品だ)
息子”佐藤浩市”の会見があった。
立派な会見だったが、複雑な親子関係の一端も覗かせていた・・・。
名優の逝去に合掌。