母校消滅・・・？ パラダイムシフト？

小生も浪人時代に一年間通った大手予備校「代々木ゼミナール」が

大規模な事業縮小を発表した。

　・全国２７校のうち２０校を閉鎖。

　・全国模擬試験、大学入試センター試験の「センターリサーチ」廃止。

極めてドラスティックな事業縮小だ。

少子化による受験生の減少、経済的な視点からの現役合格志向。

なかでも代ゼミ生の中心となっていた私大文系の浪人生がいなくなった・・・

この状況を考えれば、経営判断としてはまっとうだが、

現役代ゼミ生にとっては、値耳に水の出来事であり、

そもそも一生の問題である。

土屋の古文講義―代々木ゼミ方式 (1)

今後、代ゼミは校舎等の不動産事業も積極的に展開していくそうだ。

しかし、なぜもっとソフトランディングできなかったか・・・・・？

今回のネガティブイメージが、今後の代ゼミの教育事業に与える

マイナスイメージは途轍もなく大きいと考える。

もしかしたら致命的なものになりかねない。

小生も卒業生（？）のひとりであるだけに

現役代ゼミ生への影響が無いことを望みます。

小生が受験生の頃、代ゼミには確か5月ごろに

浪人生を対象とした運動会があった。

場所は千駄ヶ谷の東京体育館だったと記憶している。

運動会の司会はお笑い芸人（おぼん・こぼん？）がやっていて、

いつも閉会式で

お笑い芸人「また来年もここで会いましょう！」

代ゼミ生「・・・（笑）」
　
というのが毎年のお約束だったそうだ。