”昭和プロレス捜査官”が、今だにファンの
ハートを盗み続けている往年のレスラーたちを
居酒屋「加賀屋」にしょっ引いて、
その波乱万丈の人生を徹底的に吐かせた
”調書の束”がこの一冊。
抱腹絶倒!! プロレス取調室 ~昭和レスラー夢のオールスター編~
- 作者: 玉袋筋太郎,プロレス伝説継承委員会
- 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
- 発売日: 2016/09/01
- メディア: 単行本
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しょっ引いた容疑者は錚々たる面々。
藤原、渕、藤波、天龍、小鹿、木村健吾、
どの容疑者も、捜査官達の”昭和プロレス愛”と
「加賀屋」の焼酎にやられて、吐きまくり(笑)。
いやー昭和プロレスっていいね〜。
その発言は、ぶっきらぼうに感じさせながら、
場・空気を読み、相手にしっかりと気配り乗せる。
豊富な知識に裏打ちされたコメントと
鋭利な刃物のような切り返しと例え話。
やはり玉袋筋太郎・・・ただモノじゃない。
渕「このいろんな悪口が飛び交うプロレス界において
あの人(ラッシャー木村)の悪口を言う人だけは
誰もいないでしょ? ホントに素晴らしい人で、
それでいてホントに強い人だったね。」
ラッシャー木村のマイクパフォーマンスが
恋しくなった・・・