小林よしのりの新刊が出た。
「天皇論」に続く渾身の大作だ。
私は、基本的に"小林よしのり史観"を肯定も否定もしない、
「信じるか信じないかは、あなた次第です。」という感じだ。
描いているのがかなり新鮮に感じた。
・マッカーサーとの会見。
・玉音放送は何を語ったか。
・御前会議での「聖断」という奇跡。
・昭和21年元旦は「人間宣言」ではなかった。 等など
このあたりの歴史には少々詳しいという自負がある私も、
「へえ〜」「そうだったのか〜」「ふむふむ」と感じることが多く、
本書には、充分読み応えがあった。