連休なのですが親父が入院しているので、
遠出は出来ず、看病と読書の日々。
旅立ち 遠い崖1 アーネスト・サトウ日記抄 (朝日文庫 (は29-1))
- 作者: 萩原延壽
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/10/10
- メディア: 文庫
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この本は幕末から明治のアーネスト・サトウ(幕末の英国公使館通訳からイギリス外交官、枢密顧問官)
の活躍を描いた超大作(全十四巻)。大佛次郎賞受賞。
1978年から1988年まで朝日新聞の夕刊に連載されており、
当時切り抜いて読んでいた記憶がある。
なぜか憶えている場面は、
今後も従来通り大君(将軍)が外交の窓口となると宣言し、
各国公使の信頼を勝ち取ったことを知ったサトウが、
「慶喜恐るべし、革命は急がねば!」
と西郷隆盛に忠告するところ。
毎日夕刊を楽しみにしていた時期、
家の新聞が読売新聞に代わってしまった。
私は母親に怒った!
「なんで読売にするんだよ!。 俺連載小説読んでたんだぞ!」
「だった巨人戦のチケットくれたんだもん」
読売新聞の3ヶ月間は友人に頼んで夕刊を貰っていた。