別冊宝島「プロレスシリーズ」の新刊が発売された。
特集は、マット界「大不況」の足音。
今回はプロレスリング「ノア」のネタが多い。
プロレス 罪と罰 (別冊宝島) (別冊宝島 1721 ノンフィクション)
三沢が亡くなるまでは、一番良く見に行ったのがノア。
横目に、独り勝ちだったのが嘘のようだ。
地上波テレビ打ち切り、整理解雇、三沢社長の事故死・・・
観客動員の急落、フロントと選手の不協和音。
総合格闘技も含め、再三繰り返される団体の金銭的トラブル。
経営能力は皆無なのに、社長は選手出身ばかり。
(スポンサー、タニマチとの関係があるのだろうが)
プロレス、格闘技、そして大相撲まで、
いつまでたっても前近代的な興業から経営へと脱皮できない・・・。
これでは観客も離れていくわけだ。(悲)
本来はこういった”胡散臭さ”も格闘技の魅力なのだが。