Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

プロレス罪と罰

別冊宝島「プロレスシリーズ」の新刊が発売された。

特集は、マット界「大不況」の足音。

今回はプロレスリング「ノア」のネタが多い。


プロレス 罪と罰 (別冊宝島) (別冊宝島 1721 ノンフィクション)   プロレス 罪と罰 (別冊宝島) (別冊宝島 1721 ノンフィクション)


三沢が亡くなるまでは、一番良く見に行ったのがノア。

5年前までは、新日本プロレス全日本プロレスの凋落を

横目に、独り勝ちだったのが嘘のようだ。


地上波テレビ打ち切り、整理解雇、三沢社長の事故死・・・

観客動員の急落、フロントと選手の不協和音。


総合格闘技も含め、再三繰り返される団体の金銭的トラブル。

経営能力は皆無なのに、社長は選手出身ばかり。

(スポンサー、タニマチとの関係があるのだろうが)


プロレス、格闘技、そして大相撲まで、

いつまでたっても前近代的な興業から経営へと脱皮できない・・・。

これでは観客も離れていくわけだ。(悲)


本来はこういった”胡散臭さ”も格闘技の魅力なのだが。