サッカーアジア杯カタール戦は劇的な勝利だった。
2度もリードされながら同点に追いつき、吉田がイエローカード2枚で退場。
10人になりながらも、後半44分に伊野波のゴールで勝った!
これで準決勝進出だ。
ここまでザッケローニ監督は、”運がいい”。
デビューのアルゼンチン戦は、まさかの勝利。
そしてアウェイの韓国戦に引き分け、アジア杯でも勝ち進む!
(もちろんセリエA時代には、燦然と輝く実績があるが)
サッカー監督はもちろんのこと、名指揮官には”運の良さ”も能力として必要だ。
「坂の上の雲」の時代。
日露戦争を前に連合艦隊司令長官には、常備艦隊司令長官である日高壮之丞ではなく、
閑職にあった東郷平八郎が選ばれ就任した。
「東郷は運のいい男でございます。きっと勝つでしょう」と答えた。
それだけが理由ではないにしろ、東郷の運が良かった。
戊辰戦争、西南戦争、日清戦争と参加したすべての戦いで勝っている。
(薩英戦争はどちらかというと負けに近いが・・・)
果たして、ザッケローニは「運のいい男」で
サッカー日本代表に栄光をもたらすのだろうか?