大泉さんの新刊が面陳に並んでいた。
雑誌「アルバイトニュース an 北海道版」に1997年から2001年に掲載された
「洋ちゃんのシャイなあんちきしょう」と
雑誌「じゃらん北海道発」に2000年から2005年に掲載された
「大泉洋のワガママ絵日記」に
雑誌「SWITCH」2004年から2005年に掲載された「俺の大地」に書き下ろしを加えたもの。
351頁というなかなかの大作だ。 装画は、なんと”あだち充”!
- 作者: 大泉洋,あだち充
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: 単行本
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目玉は書き下ろし「大泉洋、40歳、書き下ろし」。
・「水曜どうでしょう」について
・TEAM NACSの奇跡
・大泉洋という奴は
大泉さんが初めて「どうでしょう」についてちゃんと書いている。
「おっさん四人が、おおかた、聞くに堪えない喧嘩をしながら、たいがい甘いものを食いつつ、
夜にはしこたま酒を飲み、酔った”ヒゲ”と天パが裸で相撲を取る番組」
十四年前、東北のホテルで風邪をひいた私を寝かせまいとして「腹を割って話そう」と迫る”ヒゲ”に
私は奇しくも言った。「僕は一生どうでしょうします」と。
それは寝かせて欲しい一心で苦し紛れに言った言葉だが、
十年以上経った今もその言葉に嘘はない。
結論、「水曜どうでしょう」の面白さを活字で伝えることは不可能だ。