確かTBSラジオ「伊集院光 日曜日の秘密基地」でだったと思う。
番組のコーナー「秘密キッチの穴」(記憶のスキマ、お埋めします)に
元高校球児だった81歳の方から依頼が届いた。
その方は台北工業野球部に属し、甲子園代表を賭けて
闘っていた嘉義農林高校の洪太山選手に憧れていた。
その洪太山選手の事が忘れられず、記憶のスキマを
埋めて欲しいというものだった。 (2006年放送)
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番組で調べて行くうちにいろんなことが分かって行った。
戦前の甲子園大会に台湾(当時は日本の統治下)の高校も出場していたこと。
1931年の大会で嘉義農林高校が準優勝し大旋風を巻き起こし、その後も
三回甲子園に出場したこと。
番組スタッフは台湾で存命中の洪太山選手を探し当て、
最後にはTBSのスタジオで二人が60年振りに体面するというものだった。
ものすごく感動的な話だった。
その嘉義農林のことが映画になったのを聞いて
公開が待ち遠しかった。
明日観に行こう!