安住紳一郎フリートークの魅力

TBSアナウンサー安住紳一郎さんの

真骨頂はフリートーク。

それを堪能できるのがTBSラジオ

「安住紳一郎の日曜天国」（2005年〜現在）

番組冒頭、一週間の出来事を約20分語る

これがいい。

テーマ、切り口、ソフトな導入

起承転結、ボヤキ、オチ・・・

それはそれは見事な話術。

この話術、何かに似ている？

そうだ、立川志の輔さんのマクラだ。

決してほめ過ぎたつもりはない、

両者の話術には共通した魅力がある。

1月21日放送では「西郷どん！」で沸く

鹿児島の魅力を５つ語った。

その一つが

「鹿児島中央駅・アミュプラザの駐車場」。

大きな駐車場で、駐車場を見上げると
すごく大きな電光表示板があって
そこに「813」って書いてあったんですよ。
「813」ってなんだ？って思って。
なんかおしゃれなブランドなのかな？
って思ったんですけども、
それが「813」が「812」とか「814」とか
「811」とかピロピロピロピロ、
結構頻繁に変わるんですよ。

それ、何か？っていうと、
空き台数を表示しているんですよね。
見たこと、ないですよね？
普通「空いています」とか
「満車です」の「空」とか「満」とか「混」
が出たりとかね。
1000台ぐらい停められる駐車場で
1台刻みで教えてくれているのか！
って思って。

とにかくいろいろと情報を開示というような
社会になってきたから。とにかく教えてくれっていう、
そういうことなんでしょう？　
だったら1台刻みで教えてやるよ！っていうことで。
「813台、空きがあります！」みたいなことを
教えてくれているんですね。
私、それを見てなんか、
「いやー、鹿児島は時代を作るねえ！」なんて思って
うれしくなって。やっぱり20分ぐらい見ちゃいますよね。