「ショウワノート㈱」の株式の約15%を取得し、資本業務提携したことを
発表した。私は文具の専門家ではないので、深い意味合いはわからないが、
コクヨのパワーで、幼き頃に親しんだ「ジャポニカ学習帳」のブランド力が
さらに上がるのではないかと好意的に受け止める。
誰もが慣れ親しんだ「ジャポニカ学習帳」は、1970年に小学館の
「ジャポニカ百科事典」とタイアップし、ノートの中ページに学習百科を
掲載して発売された。テレビCMも見た記憶がある。
当時の価格は 50円。他のノートは30円が主流だったので高価だったが、
味気ない他のノートと違い、カラフルな表紙と学習百貨ページが魅力的だった。
「ジャポニカ学習帳」が有名なのは、ネット上でパロディ作品が乱立
したことも理由だ。一時期はネットの「ジャポニカ学習帳ジェネレーター」
から自由に画像を張り付けることができていた。
笑える作品が多かった・・・
2014年ノートとしては初めて「ジャポニカ学習帳」の表紙(文字なし)が
立体商標として登録された。なのでパロディはできない。(もともとやっちゃダメ)
でも逆に言うと、パロディにされるだけ”ノートと言えばジャポニカ”という
強力なブランド力を有しているということでもある。
今、パロディ作品が見れるのはYouTubeぐらい。