Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

桑園ヒットメドレー

友人のKWさんKJさんの音楽ユニット

「桑薗」(クワゾノ)の楽曲がYouTubeにアップされたいた。

 

動画配信サイトなのに、なぜか静止画(笑)。

これも見ようによっては、昭和のUHFテレビ局のCMみたいで

味があるといえば言えなくもない。

 

どの楽曲もこうやって聞くとなかなかいい。

ラップ、ヒップホップ、ダンスミュージックとは無縁の

昭和歌謡、シティポップ、テクノポップの息吹を感じる。

時代を感じさせるな~。

 

 

チャンネル登録 お願いします(笑)

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青春のぉりたーん」 マッチ(近藤真彦)オマージュ

 

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バカンスヴァカンス

 

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G線上のワレラ

 

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ラズベリーライフ?

 

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「桑薗」の楽曲に、「ザ・昭和」のテレビバラエティや

テレビCM的な画像を付けたPVを作りたいな~。

藤井隆のCF集清水ミチ子の架空ビンテージCM集みたいなやつ。

こうゆう発想は、どんどん湧いてくるんだけどな~。

 

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幕末明治のはこだて(東京都写真美術館)

この展覧会も5/8までだったので、神保町の帰りに

恵比寿ガーデンプレイス足を延ばす。

幕末明治の箱館(函館)といえば、戊辰戦争五稜郭の戦い。

このあたりのリアルな写真が見たかった。

 

全体の感想でいうと、展示はいまひとつだった。

戊辰戦争関連の写真は見たことのあるものばかりで、

図録も買わなかった。

写真を見て分かるのは、箱館が幕末からかなり賑わった街

だったということ。やはり安政6年(1859年)から

開港し海外貿易が行われただけのことはある。

 

 

お目当ての一つ、五稜郭に陣取った旧幕府軍(榎本軍)の写真。

幕末にフランスの軍事顧問団として来日し、幕府陸軍の教官となっていた

将校のうち一部の将校は、本国に帰還しろという命令に反し、江戸を脱走し、

教え子である幕府陸軍とともに箱館で戦った。その将校たちが幕府陸軍

士官と一緒に写ってる有名な写真だ。

 

この写真、実物(?)はすごく小さい。

だいたい名刺ぐらいのサイズだった。

 

 

街中から仰ぎ見れる急峻な函館山は、当時あまり木々が茂ってなく

荒涼とした山肌を見せている。ワイルドだ・・・。

 

箱館の写真は明治中期で途切れている。

その理由が展示の最後に記してあった。

日露戦争を控えた明治後期、津軽海峡要塞化に伴い、函館山

砲台が建設され、山全体が要塞地帯として軍事機密となった。

一般人の入山、写真撮影、スケッチ等が厳しく制限されたのだった。

 

 

夜景の名所「函館山」が一般に開放されるのは、1945年の終戦

待たねばならなかった。

 

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「出版業界で働こう!」本の雑誌 5月号

三省堂書店神保町本店へのお別れに行った際に

買おうと思っていた雑誌があった。

本の雑誌 2022年5月号」特集は「出版業界で働こう!

これこそ、私が出版業界のキャリアをスタートした三省堂書店

閉店に相応しいと、勝手に自分で納得していた。

 

しかし、閉店間際の店舗に雑誌の在庫が多いはずがない。

残念ながら在庫は無かった。仕方なく東京堂書店で購入した。

 

 

特集の中に

出版業界ブックガイド ~業界の過去から現在までを眺める本

があった。 お~お~持ってる持ってる。

図書館と古書関係を除くほとんどの書籍は蔵書していた。

我ながら満更でもなかった(笑)。

 

以下、ブックガイドで取り上げられていた書籍 (〇は蔵書、△は未読)

〇・だれが「本」を殺すのか〈上〉 (新潮文庫)

〇・だれが「本」を殺すのか〈下〉 (新潮文庫)

〇・出版状況クロニクル

〇・出版業界の危機と社会構造

〇・平成出版データブック:『出版年鑑』から読む30年史

〇・平成の出版が歩んだ道―激変する「出版業界の夢と冒険」30年史

〇・昭和の出版が歩んだ道―激動の昭和へTime TRaVEL

〇・日本の時代をつくった本

〇・出版流通とシステム―「量」に挑む出版取次 (1984年)

〇・これからの本屋読本

△・まっ直ぐに本を売る: ラディカルな出版「直取引」の方法

△・“読書国民”の誕生―明治30年代の活字メディアと読書文化

△・新版 図書館の発見 (NHKブックス)

△・移動図書館ひまわり号

△・本屋と図書館の間にあるもの

△・東京古書組合百年史(東京都古書籍商業協同組合)

△・江戸の古本屋: 近世書肆のしごと

 

未読の中では、直取引トランスビュー方式を掘り下げた

「まっすぐに本を売る」は読んでみたくなった。

 

 

もう一つ

出版業界ハローワークすごろく」という秀逸の企画がある。

すごろくの「おめでとう上がりゾーン」のトップ

早上がりA」は小学館集英社講談社KADOKAWAに入社

この目がでたら文句なく、その場でゴール!

 

取次コースあがり」が泣かせてくれる。

定年まで勤めあげて送別会で花束をもらう」。

まさにこの通り。私も取次勤務時代に、あがりの先輩方を

多数送り出してきた。これが取次の名誉のあがりだった。

そうは言っても、無事に定年まで勤めあげることは簡単ではない。

自らの努力と周りの人の支えがあってこそ、成し遂げられるものだ。

 

 

自分の「すごろく」はどうだったのかな?

決して順風満帆ではなかった。

しかし、振り返っても過去は変わらない。

まだまだ、すごろくの途中だから前を向いて行こう。

無理せずにボチボチと・・・。

 

さらば!三省堂書店神保町本店

神田神保町に行った目的は、5/8で閉店する

三省堂神撫町本店を目に焼き付けておくことだった。

 

 

 

神田神保町(正確には駿河台下)のランドマーク

三省堂書店神保町本店」が老朽化による建て替えで姿を消すこととなった。

この建物ができたのは1981年。1980年代というと、つい最近のような感じるが、

すでに40年が経過している。

 

壁面には話題の垂れ幕

いったん、しおりを挟みます。」が垂れ下がる。

いいコピーだ。

 

 

改めて神保町本店を見上げると、

趣のある正面の佇まいと巨艦的な大きさが目立つ。

 

私の社会人人生は、このお店から始まったといっても過言ではない。

語りだしたら尽きないぐらいの思い入れがある店舗だ。

 

 

1987年に取次会社(トーハン)に入社した私は、1年間の現場研修の後に

特販1部2課という三省堂書店さんを担当する営業部署に配属になった。

配属後すぐに課長に連れられ、神保町本店(当時は神田本店)の7Fにある

本部(役員)に挨拶に伺った。それから4年間、三省堂書店さんの担当として、

社会人としての、営業としてのイロハを学ばせていただいた。

 

右も左も分からない若造が、やる気と鼻っ柱だけは強く突っ走ったので

三省堂書店にはご迷惑をおかけしたと思う。当時のことを思い出すと

顔から火が出るほど恥ずかしい。(だから思い出さない)

・・・まだまだ学生気分が抜けていなかったのだ。

 

 

私が担当したのは、新宿西口店(小田急デパート内)、サウスブックポート店

(新宿小田急ミロード内)、都庁店、渋谷店(東急文化会館内)。残念ながら

三省堂書店としては一軒も残っていない。

 

神保町本店には、本店担当者のKGさんが休みの時や、ローテーションで出勤の

土曜日に訪問していた。神保町本店のトーハン取引(帳合)は雑誌全般と医書

中心だった。営業促進に行くときは、東五軒町の本社1Fで2トントラックに荷物を

積み込み、トラックに同乗して向かう。

 

店に着くと荷物を降ろし、地下一階の仕入で荷物を届ける。

その後、1Fの雑誌売り場、5Fの医書売り場を中心に、担当者に促進する。

一応、他帳合だが全フロアの売り場を回る。

当時、すずらん通り裏には神田村(専門取次店)が控えており、常に納品スピード、

部数確保の競争を強いられていた。小回りの利かない大手取次にはこの点が

辛かった。かなり苦汁を飲まされたものだ。

 

店を上から下まで回った後は、7Fの事務所・経理、別棟の外商部、ブック急便(宅配)

担当の特販部を回り促進終了。これが神保町本店の営業コースだった。

そっから九段下まで歩きバスに乗って東五軒町に戻る。

 

仕事で神保町を歩くことは、この仕事についてよかったと感じる数少ない瞬間だった。

 

 

 

三省堂書店さんの中で「神田店(今の神保町本店)」という存在は別格。

規模、品揃え、スピード・・あらゆる面でリスペクトされるシンボリックな

店舗だった。在庫の無い商品の問い合わせを受けても、神田店に問い合わせれば

大概の商品は調達できた。特に学参・辞典の在庫は圧倒的。

 

当時、各店の店長・主任さんとは公私を超えたお付き合いをさせて頂いた。

良くお聞きした話は、

現在の神保町本店が出来る時(1981年)の話。

旧店舗を取り壊し、現在の店舗ができるまでの間、すずらん通りに面した

文房堂」(文具店)のビルを仮店舗にしていた。仮店舗には本当にお客さんが

来なくて暇だった。一日中、新店舗が出来たらどうゆう品揃えをしようか

と考えてばかりいた。そんな不完全燃焼なマグマを溜めつつ、新しい神田本店が

出来た時は本当に嬉しかった。マグマが爆発した。

 

この話と、

自らが企画した、白夜書房ブックフェア「ワイセツは芸術だ」が

大当たりした話を何度も聞かせてくれた三省堂書店さんOBのFさんは

数年前に鬼籍に入られた。

 

今の三省堂書店さんも、新たな向けて同じ気持ちでいるんだろうな。

やはり神保町にはランドマーク「神保町本店」がないと寂しい。

 

神保町本店の第二章へ こうご期待!

 

 

この路地を2トン車でグリグリと直進し、

搬入口で荷物を降ろし、エレベーターで地下の仕入に。

懐かしいこの風景も見らえなくなるな・・・

 

なんとか閉店前に訪れることができてよかった。

感謝を伝えるとともに、全館目に焼き付けることができた。

 

 

軍艦「知の泉」(東京堂書店神田神保町店)

所要があって3連休の中日に神田神保町へ。

久々に東京堂書店神田神保町店の「軍艦」を拝みに寄る。

 

 

軍艦」とは、神保町店の1Fレジ前の一等地にある

平台の通称。正式には「知の泉」という有名な平台。

とにかく並べられている本が凄い!

文芸、人文、社会科学、カルチャーの新刊が中心だが、担当スタッフが

軍艦」に並べるために仕入れた書籍がちりばめられている。

 

個人的にこの「軍艦」が日本一の平台だと思っている。

他の書店、他の場所では決して真似ができない。

毎回この平台を見ると、ものすごいインスパイヤを受ける。

どの本もどの本も手に取りたくなり、一周するのに30分近く

かかることもある・・・ 凄い平台だ。

 

 

今回もいろいろと垂涎ものの書籍が並ぶんでいる。

新装版 Advertising is TAKUYA ONUKI Advertising Works(1980-2020)

ショットとは何か

中野ブロードウェイ物語

 

私のクリエイティブパワーの原点「大貫卓也」さんの

全仕事集が発行されていたとは・・・知らなかった。

これは高い(12,100円)けれど購入します。

 

 

久々ついでに、小諸そばの「冷やしたぬき」

腹ごしらえをしてから、今日の目的地へ急いだ。

 

相変わらず「小諸そば」は安くて美味い。

小諸の「かき揚げそば」「冷やしたぬき」にハズレなし。と確信。

 

 

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