Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

辺見じゅんさん逝去

パソコンやスマホで常にニュースはチェックしているつもりだったが、

作家であり歌人辺見じゅんさん逝去のニュースは、

人に聞くまで全く知らなかった。


収容所(ラーゲリ)から来た遺書 (文春文庫)  収容所(ラーゲリ)から来た遺書 (文春文庫)


辺見じゅんさんは、角川源義角川書店創立者)の長女。

つまり角川春樹角川歴彦角川グループホールディングス会長)は実弟にあたる。

代表作には、「男たちの大和」「収容所からきた遺書」「闇の祝祭」がある。

うちの関連会社(出版社)からも ダモイ 遥かに を発行している。



辺見じゅんさんとは一度だけ仕事をしたことがある。

1994年に富山のイベントでサイン会をやって頂いたのだ。

私がサイン会ブースの責任者だった。

その時の新刊は「レクイエム・太平洋戦争」


当時、新米かつ初めての一人出張で緊張する私に、

辺見じゅんさんは、やさしく声をかけて頂き、逆に気を使ってもらいました(恐縮)。

最後に私も書籍にサインをもらい、その本は今でも書棚にある。


ご冥福をお祈りいたします。