まともな会社とダメ会社

2年連続巨額の赤字を計上しているパナソニックの入社式で

津賀社長は新入社員に向かって「普通の会社にしていきましょう」と激励した。

（ここで言う普通の会社とは、本業で利益を出し、自らの資金で回していけること）

うちの会社も新年度に入り、早々に全国の支社長、支店長、全職制が集まり、

年度方針・計画を確認する全国会議が開催された。

一見、当たり前のように見えるが、昨年までこの当たり前のことが

円滑に行われていなかった・・・

「いい会社」とは何か (講談社現代新書)

当たり前のことが当たり前にできる・・・

なんと素晴らしいことだろうか。

ようやく「まともな会社」に変革しつつあることを実感する。

いままで当たり前でないことに疑問を感じていなかった・・・

いや、感じていても当たり前の姿に戻せなかった。

それがやっと「まとも」になりつつある。　いい傾向だ。

　　良い会社―長寿企業の条件 (新潮文庫)

まともな会社になれば、業績は回復するか？　

世の中はそんなに甘くはない。

やっとスタート地点に立つことができたということだ。

（ここまでが長かったが）

走りだすのはこれからだ。