いやげ物とは、観光地で「誰がこんなもん買うわけ?」と思わせたり、
贈られた相手が喜ぶどころか突き返されそうな、
貰っても全然うれしくない20世紀の愛すべき土産物の総称のことをさす。
みうらじゅんの造語。
- 作者: みうらじゅん
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/07/07
- メディア: 文庫
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先週、八重洲ブックセンター本店に「クラフト・エヴィング商會」のちくま文庫を
探しに行った際に目にとまったので購入。(単行本は依然持っていた)
例) 木彫りの熊の置物、秘宝館で売っている男性器の形をしたキーホルダー
木製の恐竜の骨格のクラフト、妙に凝った地名提灯、甘えた坊主・・・等など
ユノミン(各地から買ってきた”おばかな湯呑み”)の世界。
マミー刑事(長谷直美)あたりが持っていくと、
「こいつあー愉快だ! うちの署でもこんな湯呑みを作ろうじゃないかな、山さん!」
なんて話になるんだろう。「刑事の心得10箇条入りですな、こりゃシャレてる。」
ボスもボスなら、山さんも山さんだ。「鹿の湯呑みで、シカられたーなんちゃって」。
こらー! ロッキー刑事、おまえはもう殉職!!