東京駅丸の内北口にある東京ステーションギャラリーで
13日(土)から開催される企画展に注目。
「ディスカバー・ジャパン」は1970年から日本国有鉄道(国鉄)が
大々的に展開したキャンペーン。
従来の特定地域を取りあげるキャンペーンと異なり
「日本を発見し、自分自身を再発見する」をコンセプトに日本全国で展開された。
電通が全面的にプロデュースしたコンセプチュアルでファッショナブルなキャンペーンは、
同時期に創刊された「anan」「non-no」が積極的に取りあげたことで
若い女性の個人旅行スタイル「アンノン族」を生み出した。
ディスカバージャパンは広告史の上でも、高度成長からの安定成長への時代の
転換点としても非常に大きな足跡を残している。
企画展は、当時のポスター約100枚を中心に、多数の資料を通じてキャンペーンを振り返る。
PHP研究所よりディスカバージャパンに関する著作が出ている。
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「美しい日本と私」というキャンペーンの副題が
40年たった今日どう映るのだろうか?
この企画展は必見だ。