本棚にもルールがある 成毛眞

本書は、読書家の楽しみであり共通の悩みでもある

書棚の管理方法について、著者が編み出したルールを紹介する。

「本棚を律することは、自分自身を律することである」と著者は言う。

理想の本棚の管理方法から、本の買い方、読み方、処分の仕方、

Webで読まれる書評の書き方まで・・・

読書好きには大変楽しめる一冊だ。

本棚にもルールがある---ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか

「理想の本棚」に必要な棚は３つ。

　（１）新鮮な本棚　：買ったばかりの本、これから読む本。

　（２）メインの本棚　：読み終えた本を効率良く並べておく場所。

　（３）タワーの本棚　：ふとした時に参照したくなる本を積んでおく本棚

代官山蔦屋書店の書棚の例を紹介しながら、陳列事例を紹介する。

おすすめの什器は

　・IKEA　　KALLAXシェルフユニット　バーチ調

　・無印良品　　スタッキングシェルフセット

著者の成毛眞（なりけまこと）さんは、アスキー、マイクロソフト株式会社の社長を

経て、現在は書評サイト「HONZ」を主催する。

最後の章「Webで読まれる書評の書き方」は大変参考になる。

この方法で書かれた書評を読むと、本当に買って読みたくなる。

本書で紹介されていて読みたくなったのは、下記の本

ノアの洪水

3年後に必ず差が出る 20代から知っておきたい経理の教科書

コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった