Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

あなたの心をとらえた、松本隆の歌詞はなんですか?

今週のBRUTUSは「特集 松本隆

〜心にいつまでも響く、美しい日本語の歌。

かなり充実した渾身の内容。


これは永久保存版だ!

BRUTUS(ブルータス) 2015年 7/15 号 [雑誌]

BRUTUS(ブルータス) 2015年 7/15 号 [雑誌]


とにかく本書に登場するメンバーが凄い

 ・風邪クロニクル
   先輩:細野晴臣、盟友(ライバル):松任谷由美、後輩:鈴木茂
   歌い手:斉藤由貴、水谷豊、原田真二

 ・風邪茶房
   綾瀬はるかほしよりこ、OKAMOTO’S

 ・風邪歴史館
   ①はっぴいえんどとその時代 ― 岡本仁
   ②松本隆・作詞家デビュー、そして今。 ― 岡村靖幸

 ・風邪スタジオ
   ドラマ―・松本隆を知っていますか?


これ以外にも多数の面々が、松本隆の詩に美しい言葉を寄せている。

小生に響いたのは、岡村ちゃん岡村靖幸)とのインタビュー

その中で、松本隆はこう語っていた。

僕の中で宮沢賢治中原中也は別格なんですよ。

いまでもそうだね。それをなんとか音でやりたいなと思って。

ただね、紙の詩がどうもダメでさ、やっぱり音楽がすきなんだよね。

紙に書くとウソっぽくなる。



年齢も近い高須光聖さんが寄せている文章がよかった。

その人を思うだけで、息が苦しいほど胸がドキドキし始める。

人は生きているうちに、そんな恋に幾度か出会う。

それと同じように心が一瞬で奪われてしまう歌も、

人生の中で必ず何曲かある。

(中略)

その曲が「雨のウェンズデイ」(大滝詠一)。