Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

コテージのビッグ・ウェンズデー

先週末、新潟に行った際に「北書店」さんに行く。
新潟市民芸術文化会館に行く途中に寄ってみた。
今回は若干吹雪いている中での訪店となった。




北書店さんに行くのは2回目。
いやー素晴らしい選書だ。
欲しい本が次から次へと見つかる。
このセンスは一体なんなんだ・・・。


購入欲をなんとか抑え、普段あまり手に入らない2冊を購入する。

・「レコードと暮らし」(夏葉社)
・「コテージのビッグ・ウェンズデイ」(誠光社)



コテージのビッグ・ウェンズデイ」は京都・恵文社一乗寺店
運営するフリースペース「コテージ」にて、堀部篤史(当時店長)
が開催していたトークイベント。本書はその単行本。
収録されているトークテーマは「タモリ」「伊丹十三」「村上春樹」の3本。


収録以外に「コテージのビッグ・ウェンズデイ」が過去に
取り上げたトークテーマは、「小津安二郎」「アンディ・ウォーホール
赤塚不二夫」「高野文子」「和田誠」「赤瀬川原平」「デヴィッド・リンチ
植草甚一」・・・・・

時代的にも趣味的にも小生と全くシンクロする!
これは聞きたかった。
もっと早くこのイベントを知っていれば・・・



「ビッグ・ウェンズデー」のコンセプトは
出演者自身が一冊の雑誌となり、ワンテーマを
多角的な切り口で紹介する 「体験型雑誌

我々の世代は、雑誌がカルチャーの最先頭を突っ走っていたので、
このコンセプトはよく理解できる。
次代に向けて雑誌とイベントとネットの融合に
一つの可能性を見出したい。
この仕事はありだな・・・


るきさん(新装版) (単行本)

るきさん(新装版) (単行本)


高野文子さんは新津市(現:新潟市秋葉区)出身だったんだ。
北書店さんもきちんと平積みしていた。