Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

将棋の棋士はアスリート

雑誌「Sports Graphic Number」が40年の歴史で

初めて「将棋」の特集を組んだ。

タイトルは「藤井聡太と将棋の天才。

 

「将棋はスポーツ」であり「棋士はアスリート」。

 がナンバーの編集方針。つまり、藤井聡太

棋士」を「アスリート」に 昇華させたのだ。

 

「野球選手」を「アスリート」に昇華させたのが

イチロー」だったと記憶する。ということは、

 この後「藤井壮太」はどこまで駆け上がるのか?

 天才でありバケモノの今後が楽しみだ。

 

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発売日は9月3日。

反響は大きく。文春(発行元)は、発売日に3万部の増刷を決定。

その翌日にはプラス5万部の増刷も決定し、累計20万部となった。

ナンバーの累計20万部以上は、2014年のサッカーW杯ブラジル

大会以来の部数。

 

本号は内容の充実ぶりも凄い。

井聡太、板谷一門をはじめ、中原誠谷川浩司羽生善治

渡辺明木村一基豊島将之久保利明 ・・・他と

”にわか”の私でも知っているビックネームの記事が連なる。

ナンバーは、「将棋」という新たな鉱脈を掘り当てたかな?

 

dマガジンで本号をパラパラ眺めて感じた点がある。

誌面(写真)が地味なのだ・・棋士の写真、対局場面、盤上の駒など

どれをとっても地味だ。 いつもの華やかなナンバーの誌面を

イメージするだけに余計に地味さを感じてしまう。

この点は、まだまだ改善の余地ありですぞ。文春さん。

 

number.bunshun.jp