先々週のとある平日。念願だった「ところざわサクラタウン」
に行ってみた。ここは所沢市とKADOKAWAの共同プロジェクト
「COOL JAPAN FORESTJの中核施設で、国内最大級のポップカルチャー発信拠点
として、2020年の6月にオープン。KADOKAWAはここに角川武蔵野ミュージアム、
新オフィス(1,000席)、書籍の製造・物流拠点となる新工場などを建設した。
平日なのに駐車場は満車。客層は若いカップルが非常に多い。
エントランスを抜け2階に出ると、最も目立つ「角川武蔵野ミュージアム」の
異形が視野に入る。設計は隈研吾。巨大・・本当に巨大な岩石が
周りの風景に不調和、不安定に聳え立つ。
壁面には大きなフクロウの壁画が・・
サクラタウンには様々な施設があるが、今回の私のお目当ては、
角川武蔵野ミュージアムの「本棚劇場」「エディットタウン・ブックストリート」
「荒俣ワンダーランド秘宝館」の3つ。
まずは「ブックストリート」。
館長「松岡正剛」色が前面に出ており、2009年の丸善丸の内本店で展開していた
「松丸本舗」のテイストに演劇的、祝祭的要素が加わった空間となっている。
私の大好物、「本」と「演劇的空間」がジョイントされ、居心地がたまらん!
ブックストーリートの本は、昔読んだ懐かしい本、 好奇心をくすぐる本、
インスパイアされる本・・・とても数時間で堪能できるものではない。
また、ゆっくり時間を取ってきたいものだ。
ブックストリートを抜けると、美術館の目玉「本棚劇場」がある。
ここもなかなか凄かった・・・つづく。