10月1日の全国紙朝刊に2ページ見開きカラーの広告が踊った
「ニコニコカドカワ祭り 〜本屋に行くと、いいことザクザクフェア」
2014年10月1日 〜 2015年3月31日
これはKADOKAWA、ドワンゴの総力をあげた書店キャンペーンであり、
その結果は両者の今後のビジネスモデルを決定づける試金石でもある。
それだけにキャンペーンの中身はホンモノだ。
(フェア内容)
・フェア参加書店でKADOKAWAの本を購入すると豪華「ザクザクカード」がもらえる
・「ザクザクカード裏面のシリアルコードでキャンペーンサイトからプレゼントが選べる」
・その他、KADOKAWA ECサイト、BOOK☆WALKER、ニコニコ動画でもいいことザクザク!
・さらに全国の書店で「ニコニコ書店会議」を開催
・11/9 米子市 本の学校今井ブックセンター
・11/23 留萌市 留萌ブックセンター
・12/7 天童市 TENDO八文字屋
・12/21 金沢市 金沢ビーンズ 以降全10回予定
これらの大規模な”本屋へ行こう”キャンペーンは出版業界にとって大変ありがたい。
反面、成功させなければ書店経由のビジネスモデルに活路は見いだせなくなる。
KADOKAWA&ドワンゴも書店チャネルのビジネススキームを見直すだろう。
一見すると派手なキャンペーンであるが、
出版業界にとっては背水の陣の戦いが始まったのである。
”ネットとリアルの融合”という言葉が死語にならないように・・・・