Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

「有吉の壁」ついにレギュラー化

私が前々から推していたバラエティー番組

有吉の壁」(日本テレビ系:不定期放送)が4月から

レギュラー番組になると発表された。

 

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この番組、実にくだらないが面白い。このテイストを

他の人に伝えるのはなかなかに難しい。

前にも書いたが、週刊文春2018年10月11日号で、

戸部田誠さんが「有吉の壁」を「テレビ健康診断」で

取り上げた際のコメントが一番適格だと思う。 

見た後、何も残らない。役に立つ情報も一切ない。
そこには人生においてムダなものしかないかもしれない。
けれど、確かに多幸感が広がっている。

 

レギュラー番組になるとマンネリに陥りやすく、

飽きられるのも早いから、ただただバカバカしく面白い番組を

作り続けて欲しいな。頑張れ!応援するよ!

 

news.yahoo.co.jp

秋葉原、御茶ノ水、東京

新潟から上京した親友Hさんは「志の輔PARCO」を

観た後、私の家に泊っていろいろと悩みを聞いてくれ

元気づけてくれた。本当にありがたいことだ。

 

そして翌日は二人であちこち回る。

まずはバーガーキング

Hさんはバーガーキングが大好物なのだが、住んでいる

新潟からは店が撤退してしまい食べられない環境に・・

上京の機会にあの味を食べたい!

と八王子店で朝食をとることに。私はバーガーキング初体験で

普通のワッパーを食べる。肉の味がしっかりしていて上手い。

そしてなかなか量がある。たまにはいいかもしれない。

 

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そしてHさんからオーディを選びについて

レクチャーを受けるべく秋葉原御茶ノ水の店を回る。テレオン

まずは AUDIO & VISUAL専門店「テレオン」の第3店、第2店

と回る。その後「ヨドバシAkiba」のオーディを売場へ。ここは

なかなか大きく品揃えが豊富で参考になった。

そしてお茶の水に足を延ばし「オーディオユニオンお茶の水」に。

 

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久々に一日歩き、1万2千歩も歩くことができた。

疲れたがいい自信になった。そしてオーディオ選びも

かなり勉強になった。Hさんが言うように

「比較して上を見たらキリがない・・」

確かに上を見ると値段は青天井だ。しかしいい音は魅力的だ。

いろいろと考える・・(選びながら考えるのは楽しい)

 

最後はHさんを東京駅まで送り行く。

二日間、久々に楽しく元気にさせてもらった。

感謝しかない。 オーディオいろいろ揃えたいな~。

 

志の輔らくご PARCO 4年ぶり

待ちに待った4年ぶりの「志の輔らくごPARCO」。

新たなPARCO劇場の杮落し。そして席は前から4列目の中央。

新潟から志の輔好きの親友も上京し、否が応でも気持ちは昂る。

 

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新しい劇場は気持ちがいい。

エントランスが以前の劇場よりかなり広く、ロビーからバルコニーに

出られる様になっており、外気にあたりながら夜景を楽しむことができる。

キャパは1.5倍と大きくなっているが、劇場内部の色、トーンそして

客席の角度は旧劇場を踏襲しており、非常に観やすい劇場となっている。

 

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そして開演。

まず志の輔さんが登場し、三番叟」(さんばそう)を舞う。
これは歌舞伎(かぶき)で幕あけの祝儀(しゅうぎ)の時に舞う舞。

決して上手い舞いではなく、本人も笑いを誘っていたが、

志の輔さんのPARCO劇場杮落しにかける意気込みが溢れる。

 

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今回は三席。

こけら落とし噺は「ぞろぞろ」。そして「メルシーひな祭り」。

ここまでは事前の案内にあったが、仲入り後にもう一席

八五郎出世が加わっていた。これは嬉しい!

「今までPARCO劇場で52の演目をやってきましたが、私の好きな

 八五郎出世はやってなかったんですね。」

 

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メルシーひな祭りのエンディング・・涙した!

シルヴィ・ヴァルタン「あなたのとりこ (Irrésistiblement)」

が流れる中、劇団ビタミン大使ABCの面々の誇らしい笑顔。

これぞ「志の輔らくご!

帰ってきたな~「志の輔PARCO!

 

エンディングはひな壇を前に、演者全員が揃い恒例の三本締め

シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャンシャン~。

やはりこれがないと正月が明けないね。

 

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終演後、大学時代の同級生Kも合流し、三人で食事をする。

今年も「志の輔PARCO」を観れる喜びよ!

 

PARCO劇場と同じフロアの「ほぼ日曜日」で開催されていた

北の国から展」も開演前に覗いてみるが、なかなかの

クオリティーだったと思う。(観たことないけど・・笑)

 

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この曲が耳から離れない・・


Sylvie Vartan - Irrésistiblement + intro.avi

俺の五つ星 地元西八王子の店を調査中

TBSラジオ伊集院光とらじおと」の名物コーナー

俺の五つ星」で地元西八王子のお店が捜索対象に上った

 

このコーナーは、リスナーの想い出には残っているが

今は無くなってしまった「店」や「メニュー」を

芸人の調査員が調査・追跡し、その後を解明するというもの。

場合によっては元店主がその味を再現し、依頼者に「あなたの

想い出の味はこれで間違いないですか?」と食べさせる。
探偵ナイトスクープ的ではあるが・・)

 

依頼者の想い出も

初任給、初デート、上京して初めて食べた、昔住んでいた場所、

両親に連れて行ってもらった・・など人生の節目に刻み込まれた

ものばかり。なので毎回の調査結果報告は感動的だ。

もちろん「ここまでしかわかりませんでした」という調査結果も多い。

それだけに依頼者が想い出の味にたどり着いた時は、聞いていて涙が出る。

 

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今回調査対象に上がった地元の店は

「25年~30年ぐらい前に冨士森公園前にあった”油そば屋”

券売機で食券を買って店員さんに渡すと、店員さんが店の奥の扉に

入って行き、しばらくすると油そばを持って戻ってくる。調理音がせず、

広さ的にも奥に厨房があるとは思えないという謎なお店」

 

残念ながら、私はこの時期、職場のある都心が生活の中心だったので

油そば屋”の記憶はない。こんな時に力になるのがFacebook

参加しているみんなで学ぼう、昔の八王子」。早速情報を募ってみる。

 

www.tbsradio.jp

 

以前に「人生最高レストラン」に出演した立川志らく

司会から、人生最高のレストランとは? と聞かれ

記憶です。」と答えた。さすが上手いこと言う!

そして志らくはこう続けた。

「嫌なやつと どんなおいしいもん食べたっておいしくないでしょう」
「で お金がないときに、好きな女の子と立ち食いでも

 何でも食べたら(おいしい)」

 

以前、よく行っていた目白・千歳橋のトミーズ・ピザが

「俺の五つ星」で取り上げられたことがあった。

ここは私の人生最高レストランの一つだったかな。

 

makotsu.hatenablog.com

豊島園と 大貫卓也と わたしと

としまえん(豊島園)が2023年までに段階的に閉園し、

跡地にワーナーがハリー・ポッターのテーマパークが

出来ると発表され話題になっている。かくいう私も

青春の甘酸っぱい思い出がある遊園地だけでに寂しい。

 

と言いつつ「としまえん」でイメージするのは、

私が最もリスペクトする広告プランナー&アートディレクター

大貫卓也」さんの数々の作品(CM、ポスターほか)だ。

この新聞広告は「眼からウロコを落とされた広告」だった。

この後、広告批評から出ていた「大貫卓也全仕事」を

ボロボロになるまで読み続け、発想力、デザイン面で大いに

刺激を受け仕事のモチベーションにしていた。

この本は今も宝物として蔵書している。

  

大貫卓也全仕事 (広告批評の別冊 7)

大貫卓也全仕事 (広告批評の別冊 7)

 

 

としまえん閉園のニュースを聞き、あらためて

大貫卓也としまえん広告」のことをネットで調べてみた。

時は1986年。

ある日、(博報堂の)上司に「としまえんに行きたくなる広告を作れ。

と言われ、「目からウロコが落ちた」と開眼。

とにかく、「としまえん」に行きたくなる広告を考えた。

そして生まれたのがこの広告。

 

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 大貫さんは「としまえん」の広告で、

(それ以前はカッコいい広告を目指していたが)

そうか、広告は人を呼ぶという目的のためにあり、

 優秀な広告作品を作るためのものではないんだ」と言う

 当たり前のことに気づいたそうです。

 

そして文春オンラインでこう語っています。

その後、「プール冷えてます」がなぜこんなにもヒットしたのか

理由を細かく分析したことによって、広告コミュニケーションの本質が

はっきり見えました。目立つこと、新しいこと、簡単なこと、

シズルがあること、幸福なこと、企業カラーがあること、商品が動くこと。

そんな自分にとっての広告のルールが確立したんです。

これを全てクリアすれば必ず成功する。

 

大貫さんにとって「としまえん」の広告は、

大きな転機となった広告なのだそうです。

私が好きな作品は1990年の新聞広告史上最低の遊園地

他にも「サンタフェの扉」や「見ず知らずの外国人が

としまえんを推薦する」作品に大いにインスパイアされたものだ。

 

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歴代の「としまえん」広告は

こちらのギャラリーで見ることができます。

www.toshimaen.co.jp

 

久々に大貫卓也さんの作品に触れていたら 

この本が欲しくなった。

Advertising is  Takuya Onuki Advertising Works 1980-2010

Advertising is Takuya Onuki Advertising Works 1980-2010

  • 作者:大貫 卓也
  • 出版社/メーカー: グラフィック社
  • 発売日: 2017/11/24
  • メディア: 大型本
 


としまえん