今回の釣行で泊ったのは、私は初めてになる
湯野上温泉「湯季の里 紫泉」
不思議な不思議な宿だ・・という噂を散々聞いていた。
まさに聞きしに勝る不思議な宿だった。
そして素晴らしい宿だった。
・紫泉の魅力 その① アートな館内
館内には、様々なアーティストの大小様々な書、絵画、等の
アート作品が壁面一杯に飾られている。各部屋や廊下にもオブジェや
詩があり、館内の色彩や家具も非常にセンスがいい。
エントランス・ロビーの吹き抜けには、
まるで映画「蒲田行進曲」の階段落ちでもあるかのような
白木の階段が設えてある。階段の上は行き止まりで、
ロフトのような小さな休息スペース(ソファーがある)。
意味が分からない・・この階段自体もオブジェなのか?
つか芝居で育った私は、こうゆう階段を見ると
つい蒲田行進曲の台詞が出てしまう。
「新選組の御用改めである!」
エントランスの階段
・紫泉の魅力 その② 遠すぎる露天風呂。
露天風呂までは、裸で約30mぐらい歩く。
その間、外部からは生垣で隠れているだけ。その先にある
露天風呂は非常に浅い。そして何より、隣の田んぼとの間には
遮るものが何もない・・・つまり丸見え。
この通路、照明がないので夜間は真っ暗になる。
内風呂にあるランタンを持って露天風呂まで歩き、
ランタンの灯りで風呂に入る・・これもオツ。
そしてランタンも消すと真っ暗で星の灯りだけの
露天風呂になる・・・これもなかなかオツ。
丸見えだが、この露天風呂の解放感は最高!
こんな解放感は味わったことがない。
・紫泉の魅力 その③ ソフィスケ-トされた食事。
食事が最高だった。民宿の食事という次元ではなく、高級ホテル
高級料理店で食事を楽しんでいるような気分になる。
BGMはジャズ。ここは本当に湯野上温泉か・・・?という感。
分厚い高級牛肉(自分のタイミングで火をつけて焼く)
馬刺し
アヒージョ
ヒラメのフライ
茄子田楽
イワナのから揚げ 甘酢ソース
お吸い物
日本酒の種類も多種多彩
・紫泉の魅力 番外編 極楽な寝具。
朝起きて泊まった釣り仲間三人が口を揃えたのが
「いやーぐっすり眠れた。」
「なんて体に優しいマットレスなんだろう」
ついメーカーを調べてしまった。
今シーズンの釣行は
・湯野上温泉「ひらのや」「星乃井」「紫泉」
・檜枝岐村「民宿 松源」
と四者四葉の宿に泊まれたので、非常に面白かった。
それぞれみな違うので単純な比較はできないが、
今年初体験の「民宿 松源」「紫泉」のインパクトが強すぎた。
この二つの宿は非常に気に入った。またすぐにでも行きたい。
檜枝岐村は来年の7月、8月頃かな・・・