Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

釣行 2022-03 vol.1

今シーズン3度目にして、最後の釣行。

会津の渓流釣りのシーズンは4/1~9/30。あっという間だ。

毎年、調子が上がってくるとシーズン閉幕・・なんとかならんかね。

 

今回は早朝に八王子を立ち、10時に現地着予定で車を走らせる。

予定通り集合場所のFM川に到着。IYさん、KYさんと合流。

すでにIYさんがK沢で26cmのイワナを釣っており、余裕の表情。

やはり釣っている人間は強い。

 

前回発見したFM川の好ポイントは、今回も絶好調!

IYさんが28cmイワナを釣り上げる。私も24cm、20㎝のイワナ

釣り上げる。開始半日で28cmと26cmを釣った竿頭IYさんは

「もう満足・・温泉入ってビール呑もう」と戦意喪失(笑)

 

FM川

24cm イワナ 

20cm イワナ

 

周辺はクマが出没しているらしい。

看板は新しいし。何よりクマ用の巨大な捕獲罠が仕掛けてある。

これは不気味。前回はこのあたりに蛍光オレンジのベストを着た

地元猟友会の面々が大勢いたそうだ・・・オイオイ。

クマの好きな栗も美味しそうに実っている。ヤバい・・

 

私は釣りシーズン中、「クマ出没情報ブログ 福島県」を

見ている。渓流釣りのポイント近くにもクマはかなり出没する。

一緒に行ったメンバーでも、KJさんやKYさんはクマを目撃している。

幸いにも私はクマに遭遇したことはない。

 

 

塔のへつり近くの下郷町物産館で、手打ち蕎麦を食べながら

午後の作戦会議。ここで歴史を変えるような決断がくだされた。

T石川には行かずに、KO川で釣って宿に入ろう

 

「T石川は裏切らない」「最後の頼みの綱はT石川」

これが25年間の我々の合言葉だった。どんなに日照りが続いても

水量は安定し、他の川が全滅でも釣れなかったことはない。

数多くの尺イワナ、尺ヤマメを釣り上げてきたT石川。

 

そのT石川のポジションをK沢と新規発見したFM川が

脅かしている。こんなことは初めてだ。

 

KO川

 

KO川の水量のまずまず。

「そういえば昔、IYさんはここでニジマス釣ったよね」

「そう釣ったよ。それも37cmのやつ」

そんな話をしつつKO川に分け入った。

 

 

すると、そんな世間話が現実になった。

KO川での私の釣果は、イワナ1匹、ヤマメ1匹、ニジマス三匹

ニジマス三匹・・・いったいどうゆうこと?

 

場所を変えてKO川の下流M橋の大堰堤でもニジマス二匹、ウグイ一匹。

KO川に誰かがニジマスを放流し、それが繁殖しているのだろうか?

マス釣り大会の生き残りが増殖したのか?

いずれにしてもKO川の生態系がおかしくなっている。

水温が上がっているので、ニジマスも生息可能になったのだろうか?

会津の山奥で地球温暖化の危うさを実感する。

 

 

そんな時、隣で釣っていたKYさんの竿が大きく撓った。

かなりの大物だ・・・尺モノか?・・・バラすなよ。

 

よし! うまく釣り上げた。

サイズを測る ちょうど30cm 尺モノだ!

KYさんは歓喜の雄叫び!

 

全長30㎝(一尺)、見事なニジマスだった(笑)。

 

 

 

この日の竿頭は28cmイワナのIYさん。

ニジマスはあくまで参考記録

でも全員がよく釣れたので楽しい初日となった。