釣行2日目。
早朝4時に起床。朝風呂に浸かり4時半には出発。
5時前後の日の出とともに釣りを始める。ポイントはT石川。
私は前回から狙っていたKの木ポイントを攻める。
この日の天気予報はよくないが、朝は快晴。
23cmのヤマメ
25cmのイワナ
このポイント選びが当たった。
22cmのヤマメと25cmのイワナを釣り上げた。
大きく見え、取り込むのが大変だった。
今回の竿頭は私のこのイワナだった。
T石川を切り上げて、次のポイント「Rの瀧」に向かう。
その途中に最近行ってなかったに寄ってみる。
「H沢川」「F沢」「N沢」・・・どこも7,8年前に大きな被害を
もたらした台風被害からの復旧工事で、護岸が整備され
大物が潜みそうなポイントは無くなっていた。
こうゆうポイント確認も釣行の重要な仕事。
そして午後からは、念願の桧枝岐村に足を踏み入れる。
檜枝岐村。
日本で一番人口密度の低い村として有名。
尾瀬の入り口として有名な観光地であり、95%以上の方の
苗字が、星、平野、橘の3つしかなく、
その3つの名字の起源はすべて落人という落人の村。
・「星」:1200年前に権力闘争に敗れて都落ちした藤原氏の末裔。
・「平野」:源平の合戦に敗れた平家の落人が移り住んで名乗る。
・「橘」:戦国時代に落人となった楠氏が落ち延びて名乗った。
こんなエキゾチックな村に繋がりができた。
IYさんの会社の新入社員Hさんが檜枝岐村出身だったのだ。
その縁で数年前から「釣行 檜枝岐村遠征」を企画し
今回ようやく実現した。
会津高原駅から車で約1時間。思ったより近かった。
ひなびた山間の寒村を予想していたが、バスターミナル、道の駅
が集まった場所は、立派で賑やかな観光地だった。
尾瀬の玄関口。イワナの里、檜枝岐歌舞伎。かなり観光で賑わっているようだ。
遅い昼食に10割蕎麦を食べる・・美味し。
檜枝岐名物の「はっとう」も食す。温かい!美味い!
「はっとう」の語源は、江戸時代に役人が村に来た時に、これを食べ
あまりにも美味しいので、普段の日には食べてはいけない、祝い事の日
だけだべるように」=ご法度(ごはっと)にしたことからきている。
「はっとう」
蕎麦粉と持米を半々に混ぜお湯で捏ねて作る。
宿は「民宿 松源」。
ここは、IYさんの会社の新入社員Hさんの親戚が営む宿。
その縁で宿をとって頂いた。
途中で寄ったキャンプ場の人との会話の中で
「今日はどこに泊まるの?」
「松源さん?一番いい所だね。人気があって予約とれない宿だよ。
食事は美味しいし」
そんなことは知らずにいた我々は、それを聞いて驚いた
・・・そんないい宿をとってくれてたんだ。
そして、「民宿 松源」
最高の宿でした。 詳細は次回につづく。