昨日から有明のビックサイトで東京国際ブックフェアがはじまった。
残念ながら、今年は行けそうもない。
昨晩のNHKニュースで報道されていたブックフェアの紹介は、
「不況の出版業界が市場活性化を目指して・・・・・ 電子書籍の新技術・・・ 」
いまや出版業界には、必ず”不況”という枕詞がつく。
実際に、ここ10年間の市場縮小は非常に大きく、現在でも縮小傾向は止まっていない。
文字通りの”構造不況業種”であり、従来のビジネスモデルが崩壊しつつある。
既存ビジネスモデル崩壊の傾向は、出版業界に限ったことではなく、
インパクトからいうと、新聞、テレビ、ラジオ、広告業界の方が深刻かもしれない。
出版業界に携わる者として、この負のスパイラルを打破すべく
血眼になるのが私の職掌でもあるが、
「なかなかウルトラCはないんだよな・・・」
毎年、東京国際ブックフェアの度に思うことは、
本好きな方の多さと、その熱意!
これを見る度に、
「どげんかせんといかんよな〜」 と痛感する