特別休暇(忌引)だったので、今日は久々に会社に行く。
月末なので仕事は慌ただしいが、世の中は激流のようだ。
特に本日発売の「週刊東洋経済」の記事は生々しい。
メディア覇権戦争。
”天変地異にざわめき立つかっての楽園「旧大陸(新聞、テレビ、出版)」。
弱肉強食、超格差社会でも未来がある「新大陸(ネット:アマゾン、アップル、グーグル)」。
この二つが、今ほど苛烈に引き裂かれ、その格差をさらしているときはない。”
巻頭記事”ピンチとチャンスが錯綜”は非常に説得力がある。
キーワードは4つ。
①出版の機能分解〜エージェントの出現
②自由価格化〜再販制度の消滅
③グローバル化〜市場が拡大
④コングロマリット化〜プラットフォーム企業が買収
うーん唸る!
そして最後はこう締める。
「今ほどメディア経営者の横並び意識が危険な時はない。「旧大陸」「新大陸」
それぞれの戦局を見極め”業界”ではなく“自社”の存立基盤を見つけ出せるかが
勝負となる。」
ピンチなのか? チャンスなのか? それは”自社”次第なのだ。
それにしてもアマゾン、アップル、グーグル、マイクロソフトの
クラウド戦略に飲み込まれる”メディア敗戦”には戦慄を覚える・・・・・。