Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

死刑台のエレベーター

文藝春秋の10月号で川本三郎

「リメイク(再映画化)というジャンル」という寄稿があった。


なんとサスペンスの名作「死刑台のエレベーター」(ルイ・マル監督)

阿部寛吉瀬美智子玉山鉄二北川景子でリメイクされるのだ(10月9日公開)。



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「どう考えても違うでしょう!」 と誰もが考えるはず。

しかも携帯電話、セキュリティが厳重な社会にあって、いまさらロープで侵入・・・

時代設定が違いすぎる。 

あの名作をなんでリメイクなんだ?


ここで、川本三郎曰く。

「リメイクを企画の貧困と片付けてはいけない。”あの傑作をもう一度
 作りたい”というオマージュが基本にあるのだ」


確かに近年、「椿三十郎」「ゴースト」「十三人の刺客」「ゼロの焦点」・・・・・

リメイクが一つのジャンルになっている。


リメイク作品は、元の作品の知名度によって、

はじめから大きなリスクを背負っているようなものだ。

観る方としては、全く別物として考えた方が絶対に楽だ。




死刑台のエレベーター」は予告編だけみると、チョットいいかもしれない。


ルイ・マル監督版   1958年





リメイク版   2010年





こんなのもあったらしい。

フジテレビ 1993年11月19日放映 2時間ドラマ 出演者:田原俊彦瀬戸朝香藤谷美和子、他