雑誌「新潮45」が創刊30周年記念号で
特集「30年前と30年後」を組んでいる。
創刊は1982年。懐かしい人々が「私の1982」と題して執筆している。
本当に懐かしい、思わず嬉しくなってしまう・・・・・
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/04/18
- メディア: 雑誌
- 購入: 3人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
・急カーブを曲がろうとしていた (中森明夫)
・「本の雑誌」あるいは酒でいっぱいの冷蔵庫 (目黒孝二)
・戦後政治の総決算 (中曽根康弘)
・卒論はザミューチン (島田雅彦)
・ニュージャパンと逆噴射を伝えた写真 (田島一昌)
自分がリアルタイムで生きた時代が、このように語られるのは
嬉しくもあり、自信にもなるような感じだ・・・。
1982年は私が大学に入学した年だ。
本誌の中で、中森明夫が語っている。
”80年安保”が存在したのではないか? それは60年や70年安保のような政治闘争ではない。
文化、いやカルチャーにおける叛乱(=氾濫)だ。
日々の日常に忙しく生きていると、
過ぎ去った人生を振り返ることは、ともすればネガティブに捉えられる。
でもそれは重要なことなのだ・・・
と感じる今日この頃。