Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

新潮45 30年前と30年後

雑誌「新潮45」が創刊30周年記念号で

特集「30年前と30年後」を組んでいる。

創刊は1982年。懐かしい人々が「私の1982」と題して執筆している。

本当に懐かしい、思わず嬉しくなってしまう・・・・・


新潮45 2012年 05月号 [雑誌]

新潮45 2012年 05月号 [雑誌]


  ・急カーブを曲がろうとしていた (中森明夫

  ・「本の雑誌」あるいは酒でいっぱいの冷蔵庫 (目黒孝二

  ・戦後政治の総決算 (中曽根康弘

  ・「おいしい生活。」の頃 (辻井喬

  ・「蒲田行進曲」が人生を変えた (風間杜夫

  ・卒論はザミューチン (島田雅彦

  ・武者震いした「タイガーマスク」 (佐山サトル

  ・ニュージャパンと逆噴射を伝えた写真 (田島一昌)  


自分がリアルタイムで生きた時代が、このように語られるのは

嬉しくもあり、自信にもなるような感じだ・・・。


1982年は私が大学に入学した年だ。

本誌の中で、中森明夫が語っている。

80年安保”が存在したのではないか? それは60年や70年安保のような政治闘争ではない。

 文化、いやカルチャーにおける叛乱(=氾濫)だ。


日々の日常に忙しく生きていると、

過ぎ去った人生を振り返ることは、ともすればネガティブに捉えられる。

でもそれは重要なことなのだ・・・

と感じる今日この頃。