Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

流通モンスター”アマゾン”と新ビジネス「せどり」

知らぬ間にアマゾンの特集号が発売されていた。

買い忘れていたので、バックナンバーとして購入。


週刊 東洋経済 2012年 12/1号 [雑誌]

週刊 東洋経済 2012年 12/1号 [雑誌]


本誌によるとアマゾンの2011年度書籍年間売上高(推定)は1,920億円だそうだ。

2011年度の書店ランキングと対比すると、一位の紀伊國屋書店 1,098億円、

二位のTSUTAYA BOOKS 1,074億円、三位のBOOK OFFに比べ圧倒的パワーだ。

なおかつ、全体売上からみた書籍、CD、DCDの売上は37.0%にすぎないというから

そのモンスターぶりが理解できる。


本誌記事の内容は、

  ・アマゾンを裏で支える壮大なる「物流帝国」(多治見物流センター初公開)

  ・アマゾンに食われる先行者楽天、ゾゾ、家電量販店)

  ・キンドル上陸、電子書籍、攻防の舞台裏

  ・理性のベゾフ、感性のジョブス


等々あるが、それほど目新しい記事は無いように思う。


ワンクリック ジェフ・ベゾス率いるAMAZONの隆盛

ワンクリック ジェフ・ベゾス率いるAMAZONの隆盛


唯一興味深かったのが、古本転売の新ビジネス「せどり

ブックオフで古本を安く仕入れてアマゾンの中古品市場「マーケットプレイス」」で売り

差額を儲ける。彼らを通称せどらーと呼ぶ。

何が凄いって専用のスキャニングマシンがあり、それでブックオフの店頭在庫を

スキャニングするとその場で市場の販売価格、利益額がシミュレーションできる。

それを見ながらブックオフで商品を仕入れているそうだ。

(それも主に105円コーナーから)


アマゾンは「せどり」まで変革してしまったようだ。

高速ビームせどりbimzon ・・・・・ すげー発明だ