ブルータスの特集は「古本屋大好き」。
最近、新しい古本屋が増えてきている。
それも古本屋の経験を持たない店主が、セレクトショップ的なスタイルの古本屋を開いている。
一昔前にカフェや雑貨屋を開くのが夢だったように、
古本屋を開くことが憧れになっているのだろうか?
BRUTUS (ブルータス) 2013年 6/15号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2013/06/01
- メディア: 雑誌
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先週の土曜日に会津へ釣りに行く電車の中でブルータスを熟読した。
一番魅かれた記事は、「古本屋の開き方と、続け方」
森岡書店の森岡督行さんと、Flying Booksの山路和広さんが、
開業計画、古書の仕入れ、物件や什器を選ぶ、永く続ける為に・・・
というポイントを語る。 そんなに大した事を言っている訳ではない。
古書店の経営では、それほど経営的に恵まれるというわけにはいかないと思います。
・・・中略・・・
ただ、本が好きならば、古書店を開くと、趣味と実益が一緒になって楽しい人生を歩めますよ。
本を通じた人とのつながりができたり、思いがけない展開もありますから。
なんてストレートな言葉なのだろう。
- 作者: 常盤新平
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2004/05/25
- メディア: 単行本
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業界紙の編集長が中央線沿線で古本屋を開業した店主にインタビューした話を聞いた。
店主たちは古本屋をやっているという感覚ではなく、本屋さんをやっているという感覚だそうだ。
店主たちの”本屋さん”への起業意欲を 高い参入障壁が阻み、古本屋となったのか?
”本屋さん”では利益率が低いからなのか?
職業柄”本屋さん”の実情は骨身にしみているが、
こうゆう記事を読むと、やはり心が踊る!
さてさて、書きかけの事業計画書の続きを久々に書いてみるか・・・