Makotsu Garage

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新春テレビ放談 2014 (NHK)

1月2日の23時15分からNHKで新春テレビ放談2014が放送されていた。

途中から見たのだが、これが気持ちのいい番組で、大変面白かった。


   「新春テレビ放談2014


聞けば、新春テレビ放談は、毎年正月の深夜に放送されており、今年で6回目。

内容は、NHK、民放問わず、テレビについて語り合うトークバラエティで、

主に、番組放送の前年度の「番組について」「出演者について」

「テレビを取り巻く出来事について」などをテーマにトークをする。

司会は第1回から一貫して、千原ジュニアNHKの女性アナウンサー。



今年のパネラーは、テリー伊藤関根勤鈴木おさむ大根仁、YOU、

ミッツ・マングローブつんく♂ ・・・骨の髄までテレビ好きであり、歯に衣着せぬ面々だ。

前半は「あまちゃん」「半沢直樹」等ドラマの話題で盛り上がったようだ。


私が見たのは後半から・・・

ちょうど「笑っていいとも」終了の話題で盛り上がった。

関根勤鈴木おさむ千原ジュニアはいいとも関係者。

その他のメンバーも”いいとも大好き!”


「前任の番組”笑ってる場合ですよ”が終わった時、後任番組もお笑いの人が司会だと思っていたら、

 タモさんだったんだよね。あの頃は密室系でインテリ系芸人だったから驚いた」

「今で言えば、江頭2:50がお昼の番組の司会するようなもんですからね」

「横沢さんがCX局内の猛反対を押し切ったんだよね」

「タモさん自信も三カ月で打ち切りと思っていたから、その年の年末に海外旅行を予定していたんだそうだ。

 それが、30年以上も続いちゃったんだからね」


放送作家の立場、出演者の立場、ファンの立場で”いいとも”の話が盛り上がる。

それもNHKで。みんな”いいとも”で育ってきた面々だ。

 

「テレビリアリティ」の時代

「テレビリアリティ」の時代


話題は後任番組の話へ・・・

「いろいろ噂がでてるけど、全部違うと思うよ」

今の形態に捉われず、全部ぶち壊して創ればいいんだよ


・・・ そうなんだよ、テレビの歴史って! 

それを思い出して、年末に購入した「テレビリアリティ」の時代

(大見崇晴著)【水道橋博士推薦】を読み始めた。


“テレビとは忘れさることなり――。
「今」を流すテレビに過去を遡り未来を問う『テレビ論』。
まさに「テレビを読む」テレビ史に残る必読の一大史書。"