今年最初に読了したビジネス書。
「任せ方」とは仕事丸投げの事を書いているのではない。
マネージャーとプレイヤーの役割の決定的な違いを解き、
いかにマネージャーとしてマネジメントを
円滑に行うかを分かり易く説明する。
いわば名選手、名監督にあらず!
監督たるものは、マネジメントを徹底して学習せよ! である。
部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (角川書店単行本)
- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2013/11/25
- メディア: Kindle版
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2014年からうちの会社でも、マネジャーになるための選抜研修が始まる。
非常に素晴らしいことだ。我々の時代は経費削減という名の元、研修が無かった・・・
その代償は大きかったと思う。
当時、皆プレイヤーとしての経験と勘のみで、マネジメントの真似ごとをやってしまうので
マネジメントが成り立つわけがない。 ただただ忙しいだけ・・・
私も導(しるべ)なき中で、もがき苦しんだ記憶が鮮明だ。
同業他社の仲間と話をした時に、マネジャー研修の存在を知り、
その重要性を痛感した。 それから約10年。
やっとマネジメントのスタートラインに立ったようだ。