うちの会社に著者の水野敬也さん(「夢をかなえるゾウ」が有名)が来社し講演を行った。
著者がうちの会社にくるとその本がベストセラーになる!
という伝説を地道に構築中だそうだ。
これはモチベーションが上がり、ありがたい。
そんな分けで新刊「それでも僕は夢を見る」を読む。
- 作者: 水野敬也,鉄拳
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2014/03/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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作:水野敬也、画:鉄拳。
読了時間、約10分。
死を間近にした身寄りのない老人はベッドの上で考える。
「私は、この世界に自分が存在したという証を残したかった。
でも、がんばれなかった。才能もなかった。私は、このまま消えていくのが怖い。
何も残せないまま、自分という存在がこの世界からきえて消えてくのが、怖い。」
そこに人間も形をしたユメが現れる。
「夢は、かなうんだよ。」
まるで自分の事を言われているようで、正直、胸が痛い。
黒澤明の映画「生きる」を思い出す。
そう、ゴンドラの唄を歌いながら公園のブランコに乗る志村喬を・・・