Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

恒例 志の輔らくご 赤坂ACTシアター

今年の「志の輔らくご 赤坂ACTシアター」の案内が届いた。

演目は昨年と同じく

 第一部:大忠臣蔵 〜仮名手本忠臣蔵のすべて〜

 第二部:落語 中村仲蔵


この演目は小生的に”テッパン”ネタ! 何回聴いても痺れるのだ。

早速、優先予約をフル活用してチケット入手した。



第一部で”仮名手本忠臣蔵”概論をビジュアルで学ぶ。

斧定九郎が登場する「五段目・恩愛の二つ玉」が

いかにメインスト―リーとはかけ離れたサイドストーリーであるかを

しっかりとインプットされる。


第二部では、血統が何よりも重視される梨園にあって

門閥外から大看板となった立志伝中の人である

初代中村仲蔵が飛躍のきっかけとなった

明和3年(1766年)『仮名手本忠臣蔵』五段目で、

斧定九郎を現行の姿で演じ、大評判となる』までを語る。


  斧定九郎


中村仲蔵が白塗り、ずぶ濡れの斧定九郎に扮し、

五段目の舞台に登場する。

水を打ったようにシーンと静まり返る劇場内・・・

劇場内はこの後、仮名手本忠臣蔵が終わってからも

静まり返ったままだった。


この段を語る志の輔師匠は鬼気迫る

何度このシーンを聞いても痺れてしまうのだ。

この痺れは「劇団つかこうへい事務所」の芝居と同種のものだ。


うーん楽しみだ。

また、中村仲蔵のことを書いてしまった

たぶんブログに書くのは3回目か4回目になるな・・・(笑)